まだ初心者ですが、あちこちと出掛けていますので、
各地の思い出などを紹介します。
< 初ダイビング:’97.8 >
初めてのファンダイビングは沖縄の小浜島でした。
と言うより、沖縄でダイビングをするためにライセンスを取ったというのが実際の話です。
お世話になったショップは小浜島のダイブショップノロで、
それまでも義姉夫婦がいつもお世話になっていたので、安心して楽しめました。
2日間に渡って4本潜りました。
初日、1本目のポイントは「波照間 安らぎの根」です。
初のボードダイブということで潜水に手間取りました。
最初に見られるはずのガーデンイールが見られませんでした。
2本目のポイントは「波照間 イーストキャニオン」です。
かなりの水流に体力とエアーを消耗してしまいました。
初めて水中で記念写真を撮影してもらいました。
2日目、1本目のポイントは「西表北東 ウ離」です。
エントリー時に勢い良くバック転して思い切り船底に頭をぶつけてしまいました。
確かにライセンス講習のときに注意するよう言われていたような気がします。
2本目のポイントは「石崎」です。
かなりの至近距離でマンタが見られました。
何度も行っている義姉夫婦もそれだけ至近距離は初めてだったらしく、
初めての沖縄ダイビングであまりにはっきりマンタが見られたため、
一生分のダイビング運を使い果たしたと言われました。
下が使い捨てカメラを専用マリンパックに入れて撮影したマンタの写真です。
少しピンボケしていますが、使い捨てカメラにしては良く撮れていると思います。
帰ってきてからも会社の先輩からうらやましいと言われ、
徐々に自分がラッキーだったということが分かってきたのでした。
しかし、私にとってこのときの沖縄ダイビングで一番感動したのは、
素晴らしい透明度のおかげで数十m下の海底が見える中を、
まるで空を飛んでいるかのように無重量感覚で自由に泳げたことです。
< 初の自走ダイビング:’98.5 >
沖縄ダイビングから約1年後、
初めて自分でポイントを決めて、自家用車でダイビングに行きました。
目的地は伊豆海洋公園で、海洋公園ダイビングセンターにお願いしていたのですが、
当日は海が大荒れで、センターから急遽富戸に移動することになりました。
現地は周辺から集まった人達でけっこうごった返していて、
足元がふらつく程の地震があったりとダイビング以外にも思い出ができました。
ダイビングポイントは2本とも「富戸 ヨコバマ」で、
少し寒かったためにウェットスーツ内にインナーを着用したのですが、
そのために浮きやすくなっていて、静止するのに苦労しました。
同行したおじさんが砂を巻き上げながら先行するために、
他の人達はけっこう見所を逃がしていました。
他人のフリ見て我がフリ直そうと思ったものです。
透明度はそれなりに良かったのですが、
沖縄と比べてしまうとどうしても水の色を汚く感じてしまいました。
このときに見られた魚
イトベラ、サビハゼ、キタマクラ、ウミスズメ、スジコウイカ、ハチ
セミホウボウ、メイタガレイ、カワハギ、クロホシイシモチ、ヒメジ
アオリイカ、ヨメゴチ、マアジの群れ、メバル、キュウセン
< 西伊豆ダイビング:’98.7 >
ライセンス取得から海洋公園まで伊豆と言えば東伊豆だったので、
西伊豆に行ってみようということになりました。
目的地はトビエイが見られるという安良里に決め、
安良里ダイビングサービスTATSUMIというショップにお願いしました。
1本目のスポットは「沖の根」で、
トビエイを探したのですが、私には見えませんでした。
インストラクターさんや同行者は遠くを泳ぐ姿が見られたとのことで、
近視レンズ付きマスクが必要かなぁ、と感じました。
また、中盤の残圧チェックでエアが少な目だったため、
余裕を見るために一時的にインストラクターさんにオクトパスを借りることになり、
非常に恥ずかしい思いをしました。
このときに見られた魚
ベニキタツツジガイ、クロホシイシモチ、キイロイボウミウシ
シマウミスズメ、イザリウオ、クマノミ、マアジの群れ
2本目は「黄金崎公園ビーチ」で、
アオリイカの交尾や産卵がじっくりと見られました。
タツノイトコも珍しく、ビーチエントリーにしては非常に満足できました。
このときに見られた魚
ハナハゼ、ダテハゼ、オニハゼ、ミノカサゴ、コウイカ、ハナアナゴ
ダイナンウミヘビ、モンガラドウシ、タツノイトコ、コノハガニ、ヒラメの子
アオリイカ、セミホウボウ、セレベスゴチ、ネンブツダイ、ヤマドリ
< 東伊豆ダイビング:’98.9 >
ライセンスを取得したショップのインストラクターさんが、
独立して東伊豆の川奈でジェスターというダイビングショップを始めました。
前からお世話になっていたということで川奈に出かけてみました。
1本目は「川奈ビーチ 砂地」です。
朝早かったため、比較的透明度は高かったようです。
私は初心者だというのに、何故か魚の名前のメモ取り係にされてしまい、
メモを取るのが忙しくて落ち着いてダイビングを楽しむどころではありませんでした。
その甲斐あって、このとき見られた魚のリストは膨大な量です。
珍しい魚としては、ウミテングとテングノオトシゴ、
イザリウオをかなりアップで見られたのも貴重な体験でした。
このときに見られた魚
オハグロベラ、アイゴの群れ、ボラ、イワシ、ニジギンポ、インドヒメジ
ソラスズメ、キス、ハオコゼ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、ウミテング
イソギンチャクカクレエビ、テングノオトシゴ、アオリイカ、ハタタテダイ
ミノカサゴ、イシダイ、クロサギ、イトフエフキ、イザリウオ、ネンブツダイ
セミホウボウ、メジナ、カスミアジ、カマス、タコ
2本目は「川奈ビーチ 岩棚」でした。
1本目と同様にメモ取りに忙殺されてしまいましたが、
やはり岩場の方が面白かったです。
浅いところでは浮きやすいということを体感できました。
このときに見られた魚
アオヤガラ、チョウチョウウオ、クロユリハゼ、イシダイ、タコベラ
カザリイソギンチャクエビ、メバル、ナガサキスズメダイ、ダテハゼ
ポセイドン、ゴンズイ、タキザンロクダイ、ツノダシ、オニカサゴ
キンチャクダイ、トゲチョウチョウウオ、ウミタナゴ、コケギンポ
ムナテンベラ、トゲトサカ、イトヒキベラ
ログブックを忘れてしまったため、
メモ用紙を戴いて、帰ってきてからログ付けをしました。
インストラクターさんのサインは次に近所まで出かけた際にお願いしました。
< 沖縄本島ダイビング:’01.9 >
サイパン旅行の予定が、例のテロのせいで海外渡航自粛規制になり、
急遽行き先が沖縄になってしまいました。
はじめての沖縄は小浜島まで一気に行ってしまったので、
今回が初めての本島観光になります。
突然の予定変更だったのでダイビングの準備はしていなかったのですが、
せっかくの沖縄なので宿泊したムーンビーチホテルに併設された、
ダイビングショップにお願いしました。
1本目は「真栄田(ブイ)」です。
初めてのレンタル機材だったのですが、
さすがに沖縄で寒いということはありませんでした。
残念ながらログブックを持って行かなかったため、
1本目はあまり記憶に残っていません。
このとき印象に残った魚
ハナビラクマノミ、ツバメウオ、イボウミウシ、アオヤガラ、ウコンハネガイ
2本目は「マンザドリームホール」です。
初めての洞窟ダイブで、
海中電灯を手にインストラクターの直後を付いていったところ、
暗闇の中に突然体長1m50cm程のマダラエイが現れました。
インストラクターは迷わず後を進むので付いていきましたが、
エイが逃げて行った洞窟の先は上方に抜ける吹き抜けになっていて、
私は、直径2m程度の筒状の吹き抜けに辿り着いた段階で、
上に昇っていこうとするエイにビビって動けなくなってしまいました。
インストラクターは吹き抜けから他のトンネルに入って行きましたが、
私は進んできたトンネルの出口で固まってしまったため、
後ろに付いていた義姉はエイが見られず、申し訳ないことをしました。
このとき印象に残った魚
マンジュウヒトデ、ハタンポ、オニカサゴ
私が使用していたBCジャケットはTEKNAというメーカーの製品で、
昔の会社の先輩に戴いた物だったのですが、
'98年の東伊豆ダイビング後の乾燥中に、
ラバー製のエアチューブに亀裂が入ってしまいました。
レギュレータには異常はありませんが、
コネクタサイズがマイナーな規格らしく、最近のBCジャケットには合わないため、
レギュレータとBCジャケットをセットで買い換える必要があります。
'01年にはせっかくの沖縄ということでレンタル機材を使用しましたが、
これを最後にダイビングからは足が遠のいてしまいました。
< 沖縄本島ダイビング:’05.6 >
せっかく沖縄旅行ということになったので、
実に4年のブランクを経てダイビングに挑戦しました。
機材はウェットスーツとマスク、シュノーケル、フィン、ブーツ、グローブを宅急便で送り、
BCジャケットとレギュレータのみレンタルにしました。
ブランクに加えてウェットスーツが若干きつくなってしまい、
体力的に自信も無かったので1本だけにしました。
ポイントは「真栄田岬」で、
ホテルは違うものの前回と同じポイントです。
エントリー直後はブランクのせいでエアーを吐くタイミングが合わず、
ほとんど溺れている様な呼吸だったため、
インストラクターにゆっくり呼吸する様注意を受けてしまいました。
しかも、最初の残圧チェックの際に間違えて80と申告し、
2度目のチェック時に残圧が110に増えていて???になりながら申告したため、
インストラクターを慌てさせてしまいました。
最初に申告して間もなく、ツバメウオへの餌撒きを始めたので、
もしかすると私のチェックミスで予定が早まってしまったかもしれません。
一度だけ餌を持ったまま与えてみたところ、
指先を噛まれてしまいましたが、もちろん痛みなどありません。
概ね岩肌の魚観察でしたが、
結局これまでに無いくらい残圧に余裕を残してエキジットできました。
船に戻ると水上は雨模様で沖縄にしては結構寒かったです。
午後からは疲労で全く動けず、
つくづく1本だけにしておいて正解でした。
このとき印象に残った魚
ツバメウオ、イボウミウシ、ミゾレウミウシ、ハタタテハゼ
カクレクマノミ、イカの大群
< 沖縄本島ダイビング:’09.8 >
再び4年ぶりになりましたが、
2009年8月の夏休みに沖縄旅行に出掛けることができました。
沖縄の海に行くなら潜らない訳にはいかないという訳で、
再度4年のブランクダイビングに挑戦しました。
今回出掛けたのは沖縄本島の残波岬というところで、
ホテルのマリンスポーツオプションに申し込むことにしたのですが、
時間的にも体力的にも1本だけの予定だったので、
「青の洞窟ダイビング」に参加することにしました。
前回、予想以上に体型が変わっていてウェットスーツがきつかったので、
最初からウェットスーツを持ち込むのは断念して、
マスクとシュノーケルとグローブとブーツの最低限だけを持参したので、
料金的にはフルレンタルと同じ条件になりました。
ホテルから海までのバスや、「青の洞窟」まで移動する船上では、
シュノーケリングツアーの家族連れの中に、
ダイビング客が私一人という状態で、何となく上級者感覚を味わえました。
午後の予定があったので朝1番のツアーに申し込んだのですが、
結果的に他のお客がいなかったらしく、
インストラクターとマンツーマンの贅沢なダイビングになりました。
エントリーに際しては、前回の教訓を踏まえて落ち着いた呼吸で潜行でき、
潜水中も無駄な動きを避けてゆっくりと海中を観察することができました。
お世辞でしょうが、後にインストラクターから「ブランクには見えない」と、
お誉めの言葉をいただけました。
「青の洞窟」には海底から進入したのですが、
洞窟内はそれほど広くなく、シュノーケルでも入れるほどの浅瀬だったため、
身体が浮いてしまって再潜行できなくなり、
インストラクターに手を引いてもらう羽目になりました。
海面にはシュノーケリングツアーの人達が浮いていたのですが、
洞窟入り口のリュウキュウハタンポの群れに突っ込んでしまい、
大勢に間抜けなダイバーを晒してしまいました。
今回は海中で写真を撮りたいと考え、
事前に耐水性のデジタルカメラを購入して行きました。
エグゼモードというメーカーのAGFAPHOTO DC-600uwという機種で、
13000円程度と防水デジカメとしては安価ながら、
10mまで潜行可能という優れ物です。
大勢のシュノーケリング客に醜態を晒しながら、
リュウキュウハタンポの群れの中で撮影した写真がこれです。
今回も残圧をチェックした際に50kg/cm2少なく申告してしまい、
慌てて訂正することになりました。
ここは前回の教訓が生かされていなかった反省点です。
このときのインストラクターは、
ツアー担当のショップにヘルプで呼ばれた方だったらしく、
すぐに再出航ということでログを書いている時間が取れませんでした。
サインだけはもらいましたが、
写真以外には魚の名前などの記録が残っていません。
印象に残った魚
リュウキュウハタンポ、カクレクマノミ
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